100年住宅

施工例1

宮大工が造る無垢材と泥壁の家

 

みやま市 S邸

いい家だなと感じる家はさまざまな要素が調和しています。風景と調和し、住み手と家が調和し、また家の寸法が美しく調和し、部材と部材も調和しているものです。ここでご紹介する家は、社寺建築から住宅建築まで幅広くこなす宮大工と一級建築士のコラボレートで作り上げた我社の自信作です。宮大工の昔ながらの工法を残しながら、デザイン的にも感覚的にも新鮮な和風建築をどうぞごゆっくりご閲覧下さい。

意匠を凝らした無垢の木づくしの家

 

 

通常の住宅に比べると2倍以上の木材を使用して建てたこの家は、どっしりとした重厚感があり、家中木の香りがします。一歩足を踏み入れると、山の中で森林浴をしているかのように、気持ちをすーっと落ち着かせてくれます。

木は四季折々、乾燥して縮んだり湿気を吸って膨らんだりすることがありますので、木の性質を知り尽くした宮大工が機能や構造に応じてどこにどういう木を使うかを考えます。適材適所、これが建物の寿命を決めるといっても過言ではありません。100年先の我が家を思いながら、四季折々木の動きを楽しみ、木が生きていること感じ、木と共に生活を楽しんで欲しいですね。

宮大工が手作業で施工する体にやさしい泥壁

 

土には吸湿や断熱効果があり、結露やカビを防いで、夏涼しく冬暖かい生活を送ることができます。耐火性にも優れており、火災時の延焼を防ぎます。今多く使われているクロスは、張る時に使用される合成接着剤や、従来の塗装に含まれる有機溶剤などが原因でアレルギーを起こされる方が少なくありません。また、接着剤や樹脂に含まれるフェノールは、環境ホルモンとして人体に悪影響を及ぼすことが知られています。泥壁は自然素材をイオン結合によって固めた内装材なので、においや有害物質の発生がなく、廃業後は土に戻すことも出来るほどです。また自然素材だけがもつ温もりと高級感のある仕上がりで、職人が手作業で施工しますのでより味わい深い風合いが出ます。

天気の良い日は、和風庭園が居間になる。

 

家族が揃ってくつろげる居間には大きな窓を設け、その窓を雨戸と一緒に全て収納してしまえば、庭と居間を隔てる障害物がなくなり、自然との一体感を楽しめることができます。心地よい風が吹き渡り、日々成長を続ける庭木を間直に望むことができます。機能的に優れているとはいえませんが、こういったゆとりのある住居に住むことは、日々の暮しに対する姿勢、ものの考え方や感じ方に影響を及ぼすといっても過言ではないでしょう。現代人の失いがちな心の落ち着きや大らかさが、自然と育まれていくのではないでしょうか。どちらにしろ、都会のマンション暮しをしている人からすれば、この広々とした贅沢な空間はうらやましい限りです。

木製建具

 

玄関によく合う木製建具

玄関は家の顔とも言われますが、凝りすぎた作りの玄関はいやみになることもあるので、家の規模とのバランスを考え、帰宅する家人や来客を温かく迎え入れる、さりげない気配りのある玄関にしたいものです。そこで和風玄関によく合うのが木製建具です。その素材感や色艶の美しさが人の心を和ませてくれます。また仮に建具が閉まっていても、ちらちらと中の様子が見えると、訪れる人に親密感を与え、内部への期待を膨らませます。

家の風格を決める和室に用いる木製建具

 

和室の床の間の横には、職人がひとつひとつ手造りした木製建具を使用しています。手作りの建具は家の表情に合わせて作ることができ、また自由に個性を表現できるという大量生産では味わえない魅力を持っています。

外観は質素にしても家の内部には趣向を凝らし、趣のわかる人が見ればその良さが分かる家、それが和風建築でありいい家といえるのではないでしょうか。時間帯や日によって変わる、部屋に刺し込む光がやさしく、暖かい空間を作ってくれます。

外回りで使う木製建具

現在の外部開口部の主流はアルミサッシです。アルミは腐らないし、気密性・水密性が高いという良さは確かにありますが、結露が起こりやすく、見た目も冷たいという点では、木の家に馴染むものではありません。「外部に木製建具を使うと変色するからいやだ」という話しも聞きますが、腐れや変色は軒の出を深くすることで、ある程度防ぐことができます。むしろ年月を経て枯れたものにも価値を見出すという日本人の美意識を大切にし、他の木の部分と一緒に古び、色が変わる木製建具を楽しみたいものです。

施主の声

今まで住んでいた家も宮大工が建てた家でした。築100年の家で古くはなっていましたが、風合いがでて大変気に入っておりました。だからこそ、自分で建てる家も必ず宮大工に頼もうと思っていました。

宮大工ならではの昔ながらの工法をそのままに、新しいアイデアが盛り込まれていて、予想以上の仕上がりに満足しています。住んでいて心が非常に穏やかになる家ですね。この自分の家が100年後も生きつづけていると思うと感慨無量です。

フリープランで世界に一つしかない家を作ります。

日本の家の伝統を知り尽くした宮大工と一級建築家が、外観・間取りはもちろん、使用する材まで全てお客様の要望にお応えした設計で、世界でひとつしかないオリジナルの家を作ります。お気軽にお問合わせ下さい。