20053月におきた福岡県西方沖地震をきっかけに、御花本館と西洋館の修復をすることになり、当社が施工を担当。

18社の専門会社の協力のもと1年がかりで工事を行ない、2007年春に完成しました。

 

 

 

 

 

 

立花伯爵家住宅

明治42年から43年に、14代の寛治(ともはる)の時代に新築された建物です。
地震の際に影響を受けたところの修復はもちろん、当時の写真や史実に沿って可能な限り100年前の姿に蘇らせることに努めました。
文化財の修復だったため、解体調査だけで半年がかり。復元するためにどのような材料で、どのような工法で行なえばいいのかなど、考古学的な知識も必要でした。100年の間に増築された箇所は、痕跡を探し、100年前の姿を推測しながらの修復となりました。






西洋館

明治43年に立花家の迎賓館として建てられました。鹿鳴館様式の流れを汲む伝統のある建物です。こちらも、100年前の姿に復元することを考慮し、煙突などレンガ一枚一枚を一度外し、補強。後に、元に戻すといった根気のいる工事でした。


※鹿鳴館(ろくめいかん)……1883年に日本の外務卿・井上馨による欧化政策の一環として建設された西洋館。イギリス人建築家ジョサイア・コンドルが設計したネオ・バロック様式を基調とする洋館で、明治時代の鹿鳴館様式建築の代表例。



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