田中建設について

大正11年の創業以来、
宮大工の技術と心を礎に、
社寺建築の美しさを支えてきました。
歴史ある社寺に込められた手仕事は、
単なる建築を超え、信仰と文化、
そして地域の誇りを映し出します。
100年の伝統と、洗練された技が、
安心と荘厳な空間を創り出す。
その重みを胸に、
これからも伝統の美を守り、
次の世代へと伝えていきます。

about-01

about-02

社寺仏閣は、日本の木造建築の中でも最も歴史が深く、高度な技術と美しさを備えた建築です。私たちは約100年前の創業以来、宮大工として社寺仏閣の建築・修復に携わってきました。改修や修復、移転など施工はそれぞれですが、現存する建物に触れるたび、先人たちの知恵と技術の奥深さに心を打たれます。

社寺仏閣は一つとして同じものがなく、地域や建てられた年代によって、材料や工法もさまざま。当時の宮大工一人ひとりの個性が、その建物のいたる所に残されているのが特徴です。それらは長い年月を経て、宮大工の手から手へと受け継がれてきました。

しかし近年、宮大工は減少傾向にあると言われています。これは、伝統建築技術の継承者が少なくなっていること。ひいては、日本の歴史的建造物の保存が困難になることを意味しています。私たちは、今の時代にこそ必要とされるこの貴重な技術を残し、次の世代へと伝えていく責任があると考えています。

木とともに、日本の大工文化を未来へ

私たちは100年の歴史の中で、木と向き合い、人の手を通してものづくりをしてきました。今でも設計から施工まで一貫してお客様に満足いただけるよう、材料からこだわりをもち、一つ一つ取り組んでいます。

時代の流れと共に社会も大きく変わり、技術も進化してきた現代。特に住宅建築においては、大工でさえも木と向き合うことが少なくなってきたように思います。現場で行っていた主な加工工程(墨付け・仕口加工・切断など)は減少し、作業の手間や工期が劇的に短縮しているのは進歩ではありますが、「日本の大工」という文化においては危機にさらされているように思えるのです。

私たちが向き合っている神社仏閣は、建物と対話し、木の性質を見極め、どう活かすかを一つ一つ判断しなければなりません。木を見極める力を身につけるには、多くの経験と研鑽が必要ですが、それが技術であり私たちが守っていくべき日本の文化だと感じています。

合理化を求める世の中でも、信念とこだわりをもってものづくりに取り組むことが大切だと考えます。人々の感性を信じて、私たちは自らの仕事に誇りをもち、日々精進してまいります。

株式会社田中建設

代表取締役社長 田中健治

about-社長

会社概要

会社名

株式会社田中建設

創業

大正11年

会社設立

昭和61年11月

代表

代表取締役 田中健治

住所

〒835-0025 福岡県みやま市瀬高町上庄886-5

TEL

0944-62-2921(お客さま専用窓口)

営業内容

建築一式工事の設計施工

社員数

20名

有資格者

  • ・1級建築士2名
  • ・1級建築施工管理技士2名
  • ・1級建築大工技能士5名
  • ・2級建築業経理事務士1名
  • ・2級建築士5名
  • ・2級建築施工管理技士1名
  • ・2級建築大工技能士2名