100年住宅

当社では、日本古来の建築の良さを知っていただきたいと、木造軸組み工法で住宅建築を行なっています。

木造軸組み工法は、在来工法とも呼ばれていますが、柱に縦長の穴を開け、長い板状の木材を横に通す『貫』というものを使用します。現在も、寺社仏閣の建築の際に取り入れている工法ですが、一般住宅で使用することはほとんどありません。

基礎について

住宅を建てる際に最も重要な基礎部分。地盤の調査を行った上で、必要があれば補強を行ない、最終的には鉄筋コンクリートのビルと同じ強度を持たせています。土台には、産地を厳選した樹齢100年以上の杉の心材(木材尾中心部分)を使用し、強度や耐久性を確保しています。
また、土壁は専門の職人に依頼し、瓦は平成の大改修が行なわれている京都・西本願寺の瓦職人との施工協力体制を整えています。

日本建築は、もともと日本の気候風土に合わせて作られたものですから、日本に住む人々にとって最適な住まいであると確信しています。

基礎や材料調達、工法などの関係で建物が完成するまでにはかなり時間がかかりますが、必ずや、皆様の生活に潤いをもたらしてくれることでしょう。

建造工程

1.プラン(2〜3ヶ月)

施主様と建築士で住宅の間取りなどを決定します。
ご希望など何でもご相談下さい。

2.お見積り

3.ご契約

確認や申請業務を行います。

4.材料調達(約1ヶ月)

5.建築着工(半年〜1年)

造りや規模にもよりますが、少なくとも半年以上の期間を要します。
木造住宅は、建てている間に木と木がなじみますので時間をかけて造ることが大切なのです。
土壁も土と藁をじっくりと水になじませ、何度も塗りますので時間を要します。ご了承下さい。

6.完成

7.引き渡し